佐久間地区について about
佐久間地区のこと about SAKUMA area
静岡県浜松市の北部に位置する佐久間地区。天竜川と赤石山系が南北に連なる高峻な山岳地帯の一角にある郷です。
自然に満ち、人情あふれ、訪れる人々の心を温かく包み込んでくれる「歴史と民話の郷」。古くから「塩の道」「遠州街道」「秋葉街道」等、情報の交差点として重要な役割を果たしてきました。
町内には「機織淵」「龍王ごんげん」など美しい景観を持った民話の発祥地が数多くあります。
佐久間の歴史 history of SAKUMA
- 明治~戦後
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かつては交通の拠点であり、林業の街として栄えた佐久間町。明治〜戦後にかけて、久根鉱山の開発、王子製紙の工場設立、そして極めつけは、近代土木の金字塔とも言われる「佐久間ダム」の建設が始まります。たった数十年間で、この小さな山あいの街に、日本屈指の産業が次々となだれ込みました。
- 1956年
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磐田郡浦川町・佐久間村・山香村・城西村が合併し、佐久間町が誕生しました。同年佐久間ダムが完成。その頃の人口は約26,000人でした。
- 現在
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それから約70年後の現在、佐久間町内の人口は10分の1にまで減っています。
佐久間の伝統文化 traditional culture in SAKUMA
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- 1.今田花の舞
- 佐久間町今田の集落を見下ろす位置に鎮座する一の宮、二の宮の2社に伝承される湯立神楽で、一年ごとにこの2社交替で行われる。楽は、太鼓のみでそれも桶胴の大太鼓でリズムが刻まれる。
- 2.川合花の舞
- 佐久間町川合に鎮座する八坂神社に伝承されている湯立神楽で、昭和51年県民俗文化財に指定されている。八坂神社の拝殿前には注道縄で区画された2間四方の舞処が経営し、中心に湯立の釜が据えられ、釜の上にはキリコ(切り紙)で飾られたユブタ(湯蓋)が吊り下げられ、舞処内の釜の周りで芸能が演じられる。
- 3.龍神の舞
- ダムの末永い繁栄を祈念し、ダム工事による犠牲者の霊を慰めるため、毎年奉納される舞。龍神の胴体は、皇居のお堀にすんでいた緋鯉と真鯉を守護神としてダムに放流したことにちなみ、全国的にもたいへん珍しい鯉のウロコをしている。
地域との連携 collaboration with local communities
地域内の
連携
静岡県立浜松湖北高等学校佐久間分校の生徒たちが、学校生活の様子や佐久間地区の魅力をSNSを通して発信しています。
同校は浜松市天竜区(北遠)北部山間部の飯田線沿線の唯一の高校であり、地元では「佐高」という愛称で親しまれています。2007年から高校校舎内の一部に浜松市立佐久間中学校が移転して、全国初の同居型中高連携一貫教育を実施しています。
高校生運営のSNS
近隣地域の
紹介
- 水窪
- 春野
- 龍山
- 天竜
- 愛知県 東栄町
- 天竜トライアルオフィス
佐久間の近未来 SAKUMA’s near future
ますます近く、ますます面白く!
三遠南信自動車道の整備が進み、ますますアクセスが良くなる佐久間。数年以内には、新東名からノンストップで佐久間にドロップイン可能に。
また、町内では#ダム際ワーキングだけでなく様々なプロジェクトが同時進行しています。
地元の人たちの、「もう一度佐久間を元気にしたい!」という想いが点となり、外部の力も借りながら、少しずつ広がりを見せています。
佐久間ダム完成から70年。人口は1/10になりましたが、この町にしかない価値や気づきがきっとあるはず。あなたもその何かを見つけに、佐久間を訪れてみてください。
佐久間を訪れる際の注意点! points to note when visiting SAKUMA!
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1.24時間営業のコンビニがありません
地元のお店をご利用ください -
2.電波が通じない場所がございます
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3.野生動物の飛び出しにご注意ください
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4.天気予報や土砂崩れによる通行止め情報は事前にチェック!
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5.(注意点ではないですが...)
地域の方には笑顔であいさつをお願いします。とっても親切にしてくれます -
6.街灯が少ないため夜間はご注意ください
きれいな星空を楽しみつつ
お気をつけてお帰りください