Drop in SAKUMA # 佐久間ダム際ワーキング

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【報告】#ダム際ワーキング越境学習ツアー創造事業

2022年度、観光庁の地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業に採択され、
「#ダム際ワーキング越境学習ツアー創造事業」を行いました!

この事業は、浜松市の中山間地、人口減少でコミュニティが衰退する佐久間町において、
かつては日本一と謳われた「佐久間ダム」を活用した新たな観光コンテンツの造成に取り組んだものです。

2回実施したモニターツアーには、なんと全国から延べ43名の人材開発担当者や経営者、ワーケターが参加してくださいました。


第1回のゲストは
株式会社YeeY 共同創業者・代表取締役
アステリア株式会社 CWO(Chief Well-being Officer)
島田由香 氏(最前列中央)


佐久間町の人口=2800人の1.5%の人が、全国各地からしかも平日に足を運んでくれた
これだけでも、奇跡的なことなのです!

参加いただいたモニターの皆さんには、地域の風土を体感していただきつつ、
地域内の学生や住民とのディスカッションにより、濃厚な越境学習体験をしていただきました。

もちろん、J-POWER電源開発株式会社様の全面協力により、普段見ることが出来ない貴重なダム見学ツアーも実施。
圧倒的な視覚インパクトと、国家プロジェクトたる壮大な歴史の一端を感じながら、参加者の交流も活発に。
もはや同じ釜の飯を食った仲間のような一体感です。


第2回目のゲストは
法政大学大学院政策創造研究科 教授
石山 恒貴 氏(最前列右端)


モニター参加者へのアンケート調査の結果、以下の項目すべてで、ツアー参加後一週間にわたり効果が持続していたことがわかりました。

①ワークエンゲージメントの意識
②仕事のパフォーマンス自己評価
③ストレス関連(職業性ストレス)
④組織コミットメント
⑤ウェルビーイング(感情的な幸福度)
⑥ウェルビーイング(人生満足度尺度)
⑦地域への愛着



一方で地域住民の皆さんにも意識の変化がありました。
「なにもない」と思っていたこの地域にも、「価値が創り出せる」と少しだけ感じていただけたようです。
佐久間町では、現在、ワークスペースの整備、宿泊施設の拡充、文化体験コンテンツの造成に取り組んでいます。


本事業を通じて、中山間地域に新たな観光コンテンツを造成し、また同時に地域内外の人が
学び合い、高めあうようなフィールドの土台を作れたのではないかと考えています。


#佐久間ダム際ワーキングに今後もご注目ください!




ダム際ワーキング推進者:沢渡あまねさんのレポートはこちらから↓↓

第1回 #ダム際ワーキング 越境学習ツアーat 浜松・佐久間ダム 開催レポート
https://note.com/amane_sawatari/n/ndea015d8de07

第2回 #ダム際ワーキング 越境学習ツアーat 浜松・佐久間ダム 開催レポート
https://note.com/amane_sawatari/n/nde5ed77a910c

#ダム際ワーキング 関連の記事/ニュース動画をまとめました
https://note.com/amane_sawatari/n/n857f3d3b4ff2